「ふだん使いの”薩摩の白もん”」 開催のお知らせ

投稿者: Hideo Soejima

草木が正気を取り戻す春、秋月に新たな白もんのうつわが並びます。
「白薩摩(白もん)」というと、豪華絢爛な絵付の高級陶器を思い浮かべるかもしれません。沈壽官窯は、美山(鹿児島県日置市)の地で400年に渡りその高度な技術を受け継ぎ、茶器や花器などを製作、国内外から高い注目を集めます。今回紹介する白もんは、その美しさを普段使いに取り入れようと考えた手仕事 フォーラム創設者・久野恵一の提案に十五代沈壽官氏が応じ、久野自らの眼で選んだ古作などを見本に製作がはじまりました。志半ばで久野恵一は急逝しましたが、取り組みは引き継がれ、この度新たな白もんが誕生しました。
シンプルで柔らかな白色のうつわは温かみを感じ、料理を引き立ててくれます。 暮らしに寄り添う美しい白もんを是非ご覧ください。

ふだん使いの”薩摩の白もん”
会期:2020年4月4日(土)~13日(月)
時間:10:00~17:00 ※火曜定休